令和8年1月9日(金)に「社内人材で進める自動化のスモールスタート講座 ―低コスト導入と運用に役立つロボットアーム活用術―」を開催しました。
開催概要
日 時:令和8年1月9日(金)13:00~17:00
会 場:福井県産業情報センタービル 会議室AB(坂井市丸岡町熊堂3-7-1-16)
参加者:6社7名
講 師:株式会社アフレル 川崎 雅哉 氏
リンク:ふくいDXオープンラボ / 社内人材で進める自動化のスモールスタート講座
―低コスト導入と運用に役立つロボットアーム活用術―
実施内容
1.ロボットアームの動きの理解とハンドリングデモ
自社作業へのロボット導入を具体的にイメージしていただくため、小型ロボットアーム「MG400」や「E6」を用いた操作体験会を実施しました。
今回の体験では、ロボットアームを直接手で動かして動作ポイントを覚えさせる「ダイレクトティーチング」を採用。 参加者自らが直感的に位置を指定し、それらを組み合わせた一連の動作プログラムを作成して、実際に実機を稼働させました。
わずか30分ほどのレクチャーで「自身でプログラムを組み、意図した通りに動かせる」という手応えを得ていただくとともに、実際の動きや掴める物の範囲を確認することで、現場導入への具体的なイメージを膨らませる機会となりました。
2.内製化のポイント
中小企業の自動化は、外部任せにしない「内製化」が成功の鍵です。県外の先行事例を参考に、以下の「4つの鉄則」を軸に検討を進めることが推奨されました。
(1)ローコスト戦略・機能に集中投資・・・すぐ交換できる汎用機器と、必要機能の組合せ
(2)完璧を求めないスピード重視・・・70点でも実装を優先し、後から改善を重ねる
(3)従業員への配慮・・・働く人々の不安を取り除く工夫を行う
(4)属人化の防止・・・特定の人に依存しない仕組みを構築
協働ロボットの「人の隣で動かせる」という利点を活かし、現場を巻き込みながら進める姿勢が、無理のない自動化を実現するポイントとなります。
3.実践!「自動化検討シート」によるセルフチェック
自社の計画をより具体化するため、各社で検討すべき内容をシートに書き出し、以下の4点を重点的に確認しました。
・現場課題と自動化目的がつながっているか、その認識が上層と握られているか
・導入する周辺環境とのマッチングが取れているか、重なる投資が発生しないか
・今回の活動が「属人化」にならないか、引き継がれるか
・スモールスタートで、段階的に進めていくことができるか
4.最後に
自動化は目的ではなく、理想の現場を作るためのステップです。 コストや効率の向上、そして何より「技術を可視化」できるメリットは、大きな価値を生みます。 将来を見据えて、まずは身近な小さなところからでも、今、変化を始めましょう。小さな積み重ねが、現場をより良くし、無理のない持続的な改善につながっていくはずです。



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