ふくい産業支援センター では、2025年7月11日(金)~2025年11月14日(金)[ふくいDX経営塾]を開催し、11月14日は各企業が考えてきたDX経営計画を発表しました。
ふくいDX経営塾とは、デジタル時代に生き残る企業に進化するための「意識(マインド)」「知識(スキル)」「組織」の3つの”識“を習得するとともに、ワークショップやディスカッションで体験しながら、トランスフォーメーションのための行動計画を作成するプログラムです。
開催概要
日時:2025年11月14日(金) [2025年7月11日(金)~2025年11月14日(金)]
会場:福井県産業情報センタービル 2階会議室AB
参加者:16名
1.オープニングセッション基調講演
「AI時代のセキュリティ」 サイリーグホールディングス株式会社 取締役 大越いづみ氏
(プロフィール)
情報セキュリティ大学院大学客員研究員。国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)上席客員研究員。日本デジタルトランスフォーメーション推進協会アドバイザー
オープニングセッションでは、サイリーグホールディングス株式会社
取締役の大越いづみ氏にご登壇いただき、「AI時代のセキュリティ」をテーマにご講演いただきました。近年、クラウド利用や取引先との連携増加に伴い、サイバーテロやランサムウェア被害などの危険性が高まっています。本講演では、DX推進における社内の重要データ保護の視点から、各データと経営視点に立ったセキュリティの考え方について学びを深めました。
2.各社によるDX計画発表
各社が練ってきたDX経営計画の発表を行いました。各社15分のプレゼンと5分のコメント、質疑。登壇者への疑問や今後の方針等を審査員の方々からコメントをいただきました。
(発表順)
①シプロ化成株式会社
②株式会社カワグチ
③武生特殊鋼材株式会社
④株式会社ボストンクラブ
⑤株式会社ミツヤ
⑥株式会社サンワコン
⑦マルイチセーリング株式会社
⑧株式会社折玉
⑨真名川株式会社
⑩株式会社農園たや
3.結果発表+表彰
各企業の発表を聞いた審査員により、厳正に審査が行われました。審査の結果、下記企業が表彰されました。
(審査員)
・(一社)日本デジタルトランスフォーメーション推進協会 福井県支部長 安達 義夫 氏
・(一社)日本デジタルトランスフォーメーション推進協会 大越 いづみ 氏
・リコージャパン(株)福井支社 支社長 加納 弘道 氏
・(公財)ふくい産業支援センター 理事長 白嵜 淳 氏
JDX福井県支部賞 株式会社農園たや
(審査員コメント)
福井県の農業改革へ真正面から向き合い、その中でボトルネックを見つけて改革を推進されております。困難な農業改革において、外国人材の活用とDXを巧みに組み合わせ、自社の課題解決を目指すその姿勢と具体的な取り組みが大変印象的でした。この点と、今後の大いなる展開への期待を込めて選定させていただきました。
JDXアドバイザー賞 株式会社ボストンクラブ
(審査員コメント)
個々のデータを経営資源へと転換されている点が大変良く理解できました。グローバルな競争の中で素晴らしいブランドが棄損される可能性も考慮し、戦略判断の難しさはあると存じますが、今後も強気に攻めの姿勢で事業を展開されることを期待します。
デジタル・ミライ創造賞 武生特殊鋼材株式会社
(審査員コメント)
現在の課題に対し着実な取り組みが見られ、未来のKPI・KGIを数値化し、やるべきことが明確になっている点を高く評価します。社内満足度の高さも素晴らしいです。
ふくい産業支援センター賞 株式会社ミツヤ
(審査員コメント)
導入のプロセスと内容が洗練されており、非常に参考となるモデルだと感じました。一方で、匠の技に支えられる日本の製造業において、DXによる標準化が新たな発想を抑制する可能性も懸念されます。この点も踏まえ、さらなる新しい方向性をご検討いただくことを期待いたします。
塾長賞 シプロ化成株式会社
(審査員コメント)
業務の中核にAIを据え、そこからいかに事業を展開していくかという発表内容でした。DXにおけるモデルチェンジへの強い意図を評価し、選定に至りました。
JDX福井県支部賞 株式会社農園たや
JDXアドバイザー賞 株式会社ボストンクラブ
デジタル・ミライ創造賞 武生特殊鋼材株式会社
ふくい産業支援センター賞 株式会社ミツヤ
塾長賞 シプロ化成株式会社
4.総評 (統括講師[塾長] 和田正典)
5ヶ月間、DXを学び、自社の課題と向き合い、プレゼンテーションにまとめるという大きなプロセスを終えられました。本当にお疲れ様でした。
ここからが本当のスタートです。これから色々な抵抗や、素晴らしい出会いがあると思いますが、その全てを乗り越えて、進んでいってほしいと思います。
担当より
受講生の皆さま4カ月間大変お疲れ様でした。素晴らしい計画発表、ありがとうございました。
そして、厳正な審査をしてくださった審査員の皆様、各講義で熱心にご指導いただいたゲスト講師の皆様、和田塾長、多大なるご協力を賜り、誠にありがとうございました。
発表では、緊張した面持ちの中にも、それぞれの企業が描く未来への強い意志が感じられました。審査員の皆様からのコメントや温かい講評は、参加者の皆さんにとって、更なる学びと刺激になったことと思います。この発表を機に、各社がそれぞれの場所でDXを力強く推進されることを心より願っております!(ベンチャー・DX推進部 原)


コメントをお書きください