令和7年11月5日(水)に、「支援機関・金融機関向け勉強会」を開催いたしました。
今回は、初めての試みとして、日頃から多くの企業を支援されている商工会議所・商工会などの支援機関、および金融機関の皆さまを対象に企画しました。
デジタル活用による業務効率化のポイントや、実際のツール活用事例を学んでいただくことで、より多くの企業にデジタル活用のメリットを伝えることを目的とした勉強会です。
開催概要
日 時:令和7年11月5日(水)13:00~ 17:00
会 場:福井県立図書館 研修室
参加者:25名
講師: 栃川 昌文 氏(福井県情報化支援協会 理事長)
佐藤 宏隆 氏(福井県情報化支援協会 副理事長)
実施内容
1.デジタルによる業務改善の進め方
最初の講義では、デジタル技術を使って課題を解決を提案する際に重要となる考え方を解説する内容でした。
特に、単にツールを導入するのではなく、
・ルール(運用の仕組み)
・ツール(道具)
・ロール(役割分担)
という「3つのル」をそろえて改善を進めることについては、重要性が高い内容だったと思います。
「ツールは入れたが使われない」「一部の人だけが負担を抱えてしまう」といったケースは、支援の現場でもよく耳にします。
今回の講義内容は、提案の際に伝えるべきポイントを学べるだけでなく、“導入後のつまずき”を防ぐための実践的な視点として、特に印象に残ったのではないでしょうか。
2.業務フローの作成体験
続いて、グループごとに分かれて業務フロー作成のワークショップを行いました。
「処理した情報を次に誰が受け取るのか?」「どんな情報・モノが動いているのか?」を整理しながら進める必要があり、どのグループでも活発な議論が行われていました。
まとめの発表では、どのグループからも
・業務負荷が特定の人に集中している
・不必要と考えられる作業がある
といった内容の発表があり、フロー図にすることで初めて気づいた課題が共有され、「業務フローを書いてみることの効果」を実感していただけた様子でした。
3.デジタルツールの紹介と事例紹介
・勤怠・会計などのバックオフィス効率化ツール
・顧客管理や営業支援などの売上向上のためのツール
・コミュニケーションや基幹システムに関するツール など
分野ごとのデジタルツールと活用事例をご紹介しました。
小規模事業者でも導入しやすいよう、比較的安価なツールや無料ツールもあわせて紹介しています。
また、成功事例だけでなく「導入がうまくいかなかった事例」も取り上げられており、成功のポイントだけでなく、どのような点に注意すべきかなど導入時の“落とし穴”をイメージしていただけたかと思います。
参加した皆様からも色々な事例が聞けて良かったという声も伺えました。
4.まとめ
デジタルツールを活用した業務改善は、大小さまざまな企業で取り組まれておりますが、効果を発揮するためには事前準備が欠かせないことが改めて確認できました。また、提案の際に使えそうな事例や改善の目的も学んでいただけたのではないかと考えております。
企業と密接に関わる支援機関・金融機関の皆さまに、この内容を理解していただけたことで、より多くの企業支援につながることを期待しています。
今後も、相談者である企業の皆さまにデジタル活用の可能性をより分かりやすく伝えられるよう、さまざまな機関と連携しながら内容のブラッシュアップを行い、継続的に勉強会を開催していきたいと考えています。
ふくいDXオープンラボでは、支援機関や金融機関と連携しながら企業のデジタル化に関する相談を承っております。
ご相談事がございましたらお気軽に弊所DXラボや支援機関・金融機関の方にご相談ください。



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