開催概要
日 時:令和6年12月17日(火)14:00~ 15:00
会 場:ふくいDXオープンラボ(坂井市丸岡町熊堂3-7-1-16)
参加者:6名
講師: 岡野隆介 氏(リコーインダストリアルソリューションズ株式会社)
実施内容
1.製造現場で発生するヒューマンエラーとポカヨケについて
まず、製造現場で発生する主なヒューマンエラー(作業間違い、作業漏れなど)の解説と、現在それらのエラーを防ぐために、世の中にどういった仕組みがあるのかの解説がありました。それぞれ効果はあるものの一長一短であり、特に今回想定するような「多品種少量生産」に対応できるようなものは世の中に少ないということでした。
2.作業検査カメラ(SC-20)の紹介と体験
「多品種少量生産」の手作業工程に導入できるDXのための製品として、作業検査カメラ(SC-20)の紹介がありました。こちらのカメラはDXラボで来年2月まで展示予定です。このカメラは、組み立てやねじ締めなどを行う手作業の手元を映し、正しい手順で工程が進んでいるかどうかを判断してくれる製品です。このカメラによって作業ミスを減らすだけでなく、社員教育の効率化やトレーサビリティの取得、目視チェックの廃止など様々なメリットがあるそうです。
3.まとめ
製造業の企業の皆様の中には、様々な理由で手作業工程が残っている所が多くあるかと思います。完全自動化するには、段取り替えコストや技術的な問題で難しい場合も、こういった製品を利用して一部を自動化したり効率化することができるものもあるのではないでしょうか。引き続き製造業の皆様にとって有益な勉強会を開催したいと考えておりますので、ご要望などございましたらお気軽にお知らせください。(dxlab@fisc.jp)
ふくいDXオープンラボでは、今回の勉強会の内容に限らず業務のDXに関するご相談があれば無料で承っております。
ご相談事がございましたらお気軽に弊所DXラボにお問合せください。
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