福井県立大学の副学長で、経営・マーケティングがご専門の北島 啓嗣先生と、先生のゼミの学生さん10人が、ふくい産業支援センターやDXについて学ぶために、ふくいDXオープンラボに見学に来てくれました!
1.ふくい産業支援センターとは?
「ふくい産業支援センターって近いけど、どんなところなのかは知らない。」という学生さんも多いとのことで、始めにふくい産業支援センターの概要や取り組み、特にDXやベンチャーの支援施策についてご紹介しました。
経営関係の学生さんということで、若いうちから経営者やビジネスモデルの視点で物事を考えたり、チャレンジしてみたりすることに意義があることを特にご紹介しました。
2.メタバース(VR)体験会
次に、学生の皆さんにVR機器「Meta Quest 2」による、メタバース(VR)体験をしていただきました。
VR(仮想現実)で同じ空間に入り、
・お互いが同じ空間にいることを認識する、景色を共有する。
・ホワイトボードに文字などを書き、文字情報などをリアルタイム共有する。
・ハイタッチなど、お互いに意思疎通して合わせないとできない共同での動作を行う。
といった簡単な体験でしたが、非常に好評で時間を延長して体験してもらいました。
体験は、VRヘッドセットを付けている人しか様子が分からないため、ミラーリングという技術を使い、他の学生さんにはタブレットでどのように見えているのかを見てもらいました。
時間は延長したのですが、それでも時間の都合で体験できない学生さんもいました。ごめんなさい!
3.フィッシュパスの西村社長が後輩を激励
体験の途中では急遽、株式会社フィッシュパスの西村 成弘社長にお越しいただきました。西村社長は北島先生の教え子で、今回のゼミの学生さんは後輩にあたります。西村社長からは、学生さんに対してのアドバイスという形で激励のお言葉をいただきました。
4.DXとビジネスのワークショップ
学生さんにはVR体験体験をしてもらいながら、「VRを活用したビジネスについて考える」というテーマで、グループごとにディスカッションをしてもらい、最後にアイデアを発表してもらいました。
各グループからは、
・病気や入院などで外を出歩けない人にも、VRで外の世界や旅行などを楽しんでもらう。
・新しい家などを探すときに、直接現地に行かなくてもVRで体験できる。
・アニメなどのキャラクターにVRでコミュニケーションを取ったりできる。
といった活発なアイデアを発表してもらいました。
各グループの発表後には、DXラボ相談マネージャーの吉田さんより、一言ずつ講評をいただきました。
5.まとめ
各グループの全ての発表が終わった後に、ふくいDXオープンラボの大木マネージャーより、VRを活用した事例について解説を行いました。
次に北島先生より、今回の見学・体験をとおした経営・マーケティングの考え方、ふくい産業支援センターでは他にも入居施設や起業した先輩との交流など、起業したい学生への支援があることなどを、学生さんに説明されていました。
最後に、ゼミの皆さんで記念撮影を行いました。
6.あとがき
北島先生、ゼミの学生の皆さん、本日は見学に来ていただきありがとうございました。
迎える側も大変楽しく対応させていただき、特に学生さんの楽しそうな反応などでとても元気をもらいました。
近くですので、また気軽にお越しください。お待ちしております!
ふくいDXオープンラボでは、学校や企業、支援機関等の団体での見学・体験は大歓迎いたします!
平日と第2土・日の、9:00~17:00に開館しております。(祝日等で変更の場合があります。)
まずはお気軽に、下のふくいDXオープンラボまでお問い合わせください。一同お待ちしております!
コメントをお書きください
北島啓嗣 (金曜日, 10 6月 2022 08:31)
丁寧かつ的確にレクチャーしていただきありがとうございました。他のゼミにも声をかけておきますので、ご対応をお願いいたします。
ふくいDXオープンラボ (金曜日, 10 6月 2022 09:12)
北島先生
昨日は大変ありがとうございました。他のゼミにもお声がけいただけるとのこと、大変ありがたく思います。
他のゼミの皆様もお越しいただいた際には、喜んで見学対応等をさせていただきます。
どうか今後ともよろしくお願いいたします。