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「探すから、聞くへ」生成AIで変わる社内文書検索体験セミナーを開催しました

 

令和7年12月3日(水)に生成AI研究会(「探すから、聞くへ」生成AIで変わる社内文書検索体験セミナー)を開催しました。

「探すから、聞くへ」生成AIで変わる社内文書検索体験セミナー - ふくいDXオープンラボ | Doorkeeper

 

開催概要

日 時:令和7年12月3日(水)10:00~ 11:00

会 場:ふくいDXオープンラボ(坂井市丸岡町熊堂3-7-1-16)

講 師:岸 貴宏 氏(リコージャパン株式会社)

 

 

実施内容

1.生成AIの概要と、生成AIによる“根拠つき検索”の仕組み

 まず生成AIの簡単な説明をしていただきました。テキストや画像をつくる“生成”のイメージが先行しがちですが、実務の現場で効いてくるのは「わかりやすく要約する」「手順を整理する」「次の一手を提案する」といった“右腕”としての働きとなります。

ただし、魔法の箱ではありません。指示(プロンプト)の出し方と根拠確認が鍵になります。

 

 そこで登場するのが、生成AIと社内文書検索を組み合わせるRAG(Retrieval-Augmented Generation)の考え方。たとえば「転勤手当はいくら?」と質問すると、AIが社内規程や過去の案内文を“根拠として参照”しながら、役職や地域差も踏まえて回答します。回答文の中から該当ページへジャンプできたり、特定の文書に絞ってチャットできたりするので、出典確認までワンクリック。

いわば「検索結果を並べて読み解く」のではなく、“答え+根拠”をひとまとめで受け取れる体験です。

 

 

2.生成AIシステム導入のポイント― 成功企業の「4つの共通点」

生成AIシステム導入のポイントについて、とても腹に落ちるお話でしたのでピックアップしてご紹介します。

 

1) トップがまず使い、体験を語る

「やってみたらこう変わった」を経営者自身の言葉で共有し、AI活用を経営方針として明文化。号令だけで「使え」と言うよりも、現場の心理的ハードルが一気に下がります。

 

2) 経営と現場が“ハイブリッド”で試行錯誤

トップダウンでもボトムアップでもなく、両輪で進める。定例会議でAIをアジェンダ化し、実験→ナレッジ共有をセットで回すことで、成果が最速で積み上がります。

 

3) 小さく始め、成果を数字で見せ、横展開

いきなり全社配布よりも、効果が見えやすい業務から着手。削減時間や問い合わせ件数などを“数字”で示し、成功チームを社内メンターとして広げるのがコツです。目的が曖昧なままの大規模展開は逆効果。

 

4) “効率化ツール”ではなく“成長ツール”として定着

AIを学びの機会として位置づけ、現場実践とリテラシー教育を結びつける。社員の“考える力・創造力”を引き出す文化づくりが、中長期の成果を押し上げます。

 

これらは生成AIシステム導入のみならず、社内DXを進める上で共通するポイントだと感じました。 

 



 

3.最後に

 今回のセミナーを通じて実感したのは、生成AIを“検索の延長”として捉えるより、「聞けば、根拠つきで返ってくる社内の相棒」として位置づけた方が、現場にスッと浸透するということです。

そして、導入の決め手は派手な機能ではなく、小さく始めて成果を見える化し、共有して横展開する運用にあります。

 

弊所ふくいDXオープンラボでは、今回のシステム以外にも生成AIシステム導入全般のご相談もお受けできますので、是非ご利用ください。

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